ご挨拶
 ・「60周年を迎えて」
 ・「60年の歩み」

60年の歩み
 ・Vol.1 昭和25年〜昭和34年
 ・Vol.2 昭和35年〜昭和44年
 ・Vol.3 昭和45年〜昭和54年
 ・Vol.4 昭和55年〜平成元年
 ・Vol.5 平成2年〜平成11年
 ・Vol.6 平成12年〜平成21年
「龍建設とともに。」
 ・「龍建設と歩んだ39年間」
 ・「社会人、第一歩。龍建設」
 ・「建築の技術屋としての矜持」
 ・「変らぬは“やる気・元気・
   根気 そして情熱”」

 ・「名古屋一筋の企業人」
 ・「思い出は龍建設さんの
   手帳に」


「60周年記念イベント」
 ・「先人の碑法要」
 ・「記念式典、旅行」

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「龍建設とともに。」というテーマで、当社社員をはじめ、当社に関わりの深い方々にお話をお聞きします。
第四回目は、京都営業所工事課 工事課長である 中西 和哉氏よりコメントをいただきました。

龍建設とともに。中西 和哉
「変らぬは“やる気・元気・根気 そして情熱”」
中西 和哉
龍建設工業 印象に残っている物件のベスト3は
何ですか?
そしてそれはそれぞれ何故ですか?
また、影響を受けた上司、先輩、同僚は
どんな方でしたか?
 先ず、第一に思い浮かぶのが入社したて(4月1日に入社して4日目)(笑・・)の初めての現場で京都四条通りの豊和ビル新築工事です。

 入社直後で、18歳で、世間知らずで、仕事知らずで・・・。そんな私に現場・建築の基本を教えて下さった上司(昨年退職された桝岡部長)・先輩(三堂次長)、そして協力会社の皆さんです。
 現場管理に於いて何も分からない私に根気よく、優しく、時には怒鳴られ・・・そんな中で建築のノウハウと仕事への魅力を教わった現場でした。
 その後、数々の現場を経験させて頂き、ベスト3は決め兼ねる為、私が従事した現場でのベスト○○として幾つか挙げさせてもらうと、京都タワー塔体改修・京都中央郵便局改修・タカコ新築・地下鉄六地蔵駅新築・中部産婦人科新築・近鉄京都駅改修・東本願寺素屋根・・・etc。
 数々の現場に携わらせて頂き、発注者(施主)・元請け・設計・当社・協力会社、別途会社等様々な人と関わり、皆様方のお力添えにて各難工事を無事完工してきた事を、今改めて思い起こします。
そんな22年間でした。

龍建設工業 私の知っている当社の今昔物語をひとつ。
 私が当社に入社したのは昭和最後の年です。(昭和63年入社、64年は平成に変わりました。)
 その時代は最近の若い方は分からないと思いますが、いわゆる“バブル経済”真っ只中。
 新築工事に従事しながら夜勤の応援に従事する程、多くの仕事(お金?)に溢れていました。
 そんな時代に入社したおかげで仕事はたっぷり覚えました・・・(笑)。
 今はと言えば、当時と比べやはり業界の総体的な仕事量の低下、低価格戦争・・・建設業界の危機的な過渡期を、私なりにも感じます。しかし、IT技術は建設業界に於いても飛躍的に進んだと感じます。
 例えば、書類→CPU化、ドラフター→CAD、水管→レーザー等々、建設現場において、「業務遂行技術」はこの20年間で劇的に変化した様に思います。
 変らぬは“やる気・元気・根気”です。情熱も変わりません!

龍建設工業 当社の魅力、長い歴史を築いてきたのは何だと思いますか?
 当社の魅力は、やはり人間力(ヒューマンパワー)にあると思います。人として、会社人として、技術者として各分野で優秀な集団であると思います。(これからの人もいますが・・・)
 当社も今年60周年を迎えます。
 私はその3分の1程度しか歴史に加わっていませんが、当社へ貢献された諸先輩方、協力会社のみなさんの人間力を受け継ぎ、進化させ、そして現在、未来永劫当社の力とし伝承していく・・その思いではないでしょうか。

龍建設工業 当社で仕事を続けてきてよかったと思うことは何ですか?
 やはり、何もない土地に、さまざまな人が、さまざまな人と関わりながらハンドメイドで建物を構築していく。また、今の時代・用途にそぐわない建物を、次のお施主様の未来繁栄の為に改修・改装する。そんな世界で、一品モノ(建物)が人に溢れ、使用(活用)されている。そんな“建築屋”である当社で、様々な物件に従事でき、また、物件一つ一つでの人との関わり(一期一会)がある。それが今も尚、続けていられる理由です。

龍建設工業 最後に一言
 当社は60周年を迎えます。今は亡き近藤春男会長並びに初代京都営業所所長他、当社協力会のいろいろな先代社長(親父連中)の絶大な功績と思いを受け継ぎ、さらなる当社の発展の為に当社社訓“一考、二究、三行”のもと、良い仕事をし、顧客の信頼を得るため、今後も新たな仕事に挑戦し続けていきます。




 中西工事課長は、昭和63年4月入社。入社23年目を迎え、京都営業所のリーダーとして大活躍中です。
 その活躍は、やはりバブル期の入社で、会社も世間も上り調子の時代と、その後の浮き沈みの中でたくさんの困難(仕事)の経験が元になっていると感じられました。

今後は、ご自身の成長のみならず、良き「継承者」として後続にも、いろんなことを伝えていっていただけることでしょう。

中西工事課長、どうもありがとうございました。


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